やむを得ず、葬儀への出席がかなわなかったり訃報を受けるのが遅くなったりしたら、早急にお悔みの手紙(お悔み状)を書きましょう。本来は直接伝えるべきお悔みを手紙という略式にしているので、前向きな雰囲気を控える意味でも、文面は丁重かつ簡潔にします。「拝啓」などの頭語や時候のあいさつは、かえってマナー違反です。すぐ本文に入り、訃報への驚きや悲しみ、故人の死を悼む言葉、遺族の悲しみを慰める言葉を述べます。また、弔問できない理由、香典を同封する場合はその旨、後から不幸を知った場合はお悔みが遅れたお詫びも、簡単に書き添えます。
続きを読む