2018年03月02日
戒名は必ずしも付ける必要はありません
葬儀の場合にお寺のお坊さんから戒名はどうするか尋ねられます。多くの方がお坊さんに言われるがままに、はいと答えてしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、これは必ずしも付けなければいけないことはありません。
意外とこの知識を知らない方もいらっしゃいます。絶対に付けないといけないと思い込んでしまっている方も少なからずいらっしゃいます。もし仮に付けるとすれば、相場は数十万円から数百万円とかなり幅広くなっています。
この相場は非常に分かりにくいものとなっています。お坊さんに直接値段を聞いても言葉を濁されてしまいます。良く聞く言葉は、お気持ちで結構ですとお坊さんに言われます。このお気持ちだけというのが、かなり曖昧で一体どのくらい支払ったら良いのか分からない人が多くいらっしゃいます。
それは、お坊さん側では俗世間と縁を切っているという建前があるため、はっきりとした値段を要求することができないということからお気持ちで結構ですという言い方になってしまいます。近年、こうした戒名に関するトラブルが増えてきています。
日本人は特定の宗教を信仰している人は多くはないので、何も高いお金を出してまで戒名を付ける必要はないと感じている方もいらっしゃいます。付けたくない人ははっきりとお坊さんに対して付けませんと言うことができます。必ずしも付ける必要がないので、そのことは覚えておきましょう。トラブルを未然に防ぐためにも、付けたくない人はその旨をきちんと伝えておくことが大切です。