2018年05月12日
合同葬が選択される主な理由とは
合同葬が為される理由はいろいろあるのですが、やはり多いと言えるのは会社組織の影響力のある人物が逝去した際に遺族及び会社が施主となり行われるケースです。合同葬を選択する理由として、まず第一に、逝去されたことを社会的に訴える必要があることがあげられます。
ですから葬儀につきましては原則として相当スケールの大きいものとなります。スケールの大きい葬儀を一個人で行うのは身体的、心理的負担、コスト的負担が大きすぎて、一個人では対応が難しい場合があります。ですから、個人的に身内に限定した小さい規模の葬儀を行って、それとは別にお別れ会を開くという手法もあります。
その一方で、これでは2回葬儀を行うと同じことで身体上の負担、メンタル的負担、コスト的負担は軽くできません。事と次第によるとなお一層負担が増加する可能性も考えられます。それに加えて、社葬を行うという方法もありますが、通常の場合は一個人で葬儀を行った後会社組織が施主となり社葬を行うことになります。
これについても最終的に葬儀を2回行うことになってしまいます。あらためていうまでもなく葬儀については遺族及び親族、親しい知り合いだけでという考えがあれば葬儀と社葬ということになりますが、葬儀について1回が良いということでありますと、合同葬を行うことが賢明でしょう。