2018年07月16日
仏式とは違う基準で決められている
神式の葬儀の場合、仏式のお坊さんへのお礼と同様、宮司さんへも必要となるため、注意してください。相場に関しては地域やその神社ごとに異なるといわれているため、事前に同じ氏子に確認しておくことも大切です。なお、仏式ではお布施といいますが、神式では御祭祀料というため、注意しましょう。
なお、香典という言葉でなく、ご霊前が正しいのも神式の特徴で、亡くなられた方が神式であった場合には、香典を持参するのではなく、ご霊前であることを確認して持っていきましょう。なお、宮司さんへのお礼として渡す相場は、1時間当たり2万円といわれています。
これは神社庁から各神社への通達が出ているため、お寺とは異なっている点といえるでしょう。御礼をする場合には葬儀社の担当者と相談し、神様への捧げ物として渡すことを心がけてください。神様に捧げる物として渡すことで、お布施と同様の意味合いとなります。
仏式の御通夜・葬式一般よりも神式のほうが安くなる理由としては、御祭祀料が神社庁で決められているところが挙げられるでしょう。亡くなられた方が神式で執り行うことを希望している場合、業者と相談してからお願いに行くことが、大切といわれています。