2016年09月06日
費用を安く抑えることができる葬儀スタイル
葬儀には多額のお金が必要になり、葬儀本体にかかる費用だけでも100万円を超える場合が一般的だと言われています。しかし参列者の規模を小さくしたり、儀式をシンプルなものにすることによって、比較的安く済ませたり、あるいは格安で済ませることも可能になります。まず、参列者の規模を小さくするスタイルとしては「家族葬」と呼ばれるものがあります。「家族葬」は、儀式の内容自体は一般的なスタイルのものと変わりませんが、参列者を、故人の家族（遺族）を中心としたごく親しい人たちだけに限定するという特徴があります。家族葬の本体費用については、40万〜70万円程度が相場になります。
次に、儀式をシンプルなものにしたスタイルとしては、「一日葬」と「火葬式（直葬）」が挙げられます。「一日葬」は、本来二日間に渡って行われる儀式のスケジュールを一日で終わらせる（通夜を省略する）というスタイルになります。一日葬の本体費用については、35万〜45万円程度が相場です。そして「火葬式」は、本来行われる儀式を基本的には全て省略し、火葬だけで済ませるという極めてシンプルなスタイルになります。火葬式の本体費用については、10万〜30万円程度が相場です。