2019年05月05日
喪主が最初にする仕事のひとつは朗報を伝えること
葬儀における最高責任者の立場になるのが喪主であり、お通夜から告別式など全ての決断をすることになります。故人の逝去を訃報として、まずは連絡をしなればなりません。訃報を伝える範囲としては、家族や親族をはじめ、教会や菩提寺などの宗教者、故人の親しかった人達や勤務先、隣組的な互助組織が機能しているようなら、町内会や自治会にも連絡が必要です。
都心の暮らしで周囲との付き合いがあまりない場合は、町内会などとは縁がないかもしれません。電話での訃報の伝え方は簡潔であること、亡くなったことの最初の連絡なので、短くも相手にわかるように伝えます。訃報は故人の氏名に亡くなった日時や死因と共に、すでに決定をしているなら葬儀の日時と場所、そしてこちらの電話番号などを言うことです。
ほとんどの場合は第一報の時には、まだお葬式関連のことは決まってはいません。詳細決定後に改めて伝えることを、相手に話しておけば大丈夫です。お通夜やお葬式など細かいことが決まり次第、改めで電話で伝えていきます。
地方在中の人などの場合は、地方新聞をとっているケースが多いです。その場合は新聞の悔やみ欄も使い、朗報を伝えることもできますし、特に田舎に行くほど活用する人は少なくありません。