2019年05月08日
パーティー仕様のお別れの会を開く
今は、身内だけの家族葬によって故人と別れができず、訃報をハガキ一枚で知る人も少なくありません。故人と親交のある方々に対して、後日遺族側がお別れの会を催す場合もあれば、親交の深かった友人らがお別れの会を執り行う場合もあります。
自由葬の一種で、パーティー会場は参加者の人数に合わせて選びます。トータルサービスの良さならホテル、その道のプロがサポートする専門葬儀場、法事料理を提供するレストランなどから選びましょう。かつては、儀式的な意味合いが強かったお別れの会ですが、最近では故人を偲び涙を流すよりも、思い出話しに華を咲かせる内容です。
プログラムを考える際に力になるのが、葬祭プランナーや司会者です。パーティーの平均所要時間は2時間ほどで、これはお酒に酔ってしまわない時間ともいわれています。故人の紹介(遺族紹介)や主賓の弔辞を聞く前半はおごそかに、献杯がすんで会食が始まれば賑やかに演出します。
故人選曲のBGM、スライドショーはもはや定番でしょう。プロフィールや思い出の映像が主流ですが、写真が少なくとも、参加者の写真も使えます。また、会を締めくくるのが挨拶で、お別れ会がパーティー仕様ならば親族あるいは主催者が謝辞を述べましょう。